sc config

書式
sc [コンピュータ名] config [サービス名] [オプション名= 値]

説明
レジストリやサービス コントロール マネージャのデータベース中にあるサービスのエントリの値を修正する

オプション:type
意味
own サービスが自分のプロセスで実行される。実行可能ファイルはほかのサービスと共有されない。既定では、このオプションが選択されている。
share サービスが共有プロセスとして実行される。実行可能ファイルはほかのサービスと共有される。
kernel ドライバ
filesys ファイルシステムドライバ
rec ファイルシステムを認識したドライバ (コンピュータ上で使用されるファイル システムを識別)
adapt アダプタドライバ (キーボード、マウス、ディスク ドライブなどのハードウェアのアイテムを識別)
interact サービスはユーザーからの入力を受け取って、デスクトップと対話できる。対話型のサービスは、LocalSystemアカウントで実行される必要がある。

オプション:start
意味
boot ブート ローダーによって読み込まれるデバイスドライバ
system カーネル初期化中に起動されるデバイスドライバ
auto コンピュータが再起動されるたびに自動的に開始する
demand 手動で開始される必要があるサービス
disabled 開始することができないサービス

オプション:error
意味
normal エラーがログに記録され、サービスが開始に失敗したことを知らせるメッセージボックスが表示される。
severe 可能な場合、エラーがログに記録される。コンピュータは、前回正常起動時の構成で再起動しようとする。コンピュータが再起動できたとしても、サービスはまだ実行できない可能性がある。
critical 可能な場合、エラーがログに記録される。コンピュータは、前回正常起動時の構成で再起動しようとする。前回正常起動時の構成が失敗した場合は、スタートアップも失敗し、ブートプロセスは停止エラーで停止する。
ignore エラーがログに記録され、スタートアップが続行する。イベントログにエラーを記録する以外は、ユーザーには通知がされない。

オプション:binpath
サービス バイナリ ファイルへのパスを指定する。

オプション:tag
CreateService 呼び出しから TagID を取得するかどうかを指定する。タグはブート起動およびシステム起動のドライバに対してのみ使用されます。

オプション:group
このサービスが属しているグループの名前を指定する。

オプション:depend
このサービスの前に開始する必要があるサービスまたはグループの名前を指定する。

オプション:obj
サービスが実行されるアカウントの名前か、ドライバが実行されるWindowsドライバオブジェクトの名前を指定する。既定値はLocalSystem

オプション:displayname
ユーザーへのサービスを識別するために、わかりやすく意味のある名前を指定する。

オプション:password
パスワードを指定する。LocalSystemアカウント以外のアカウントを使用する場合に必要。